看護師が報連相を怠るとどうなるか

看護師にとって仕事上報連相はなくてはならない業務の一つです。看護師にかぎらず、組織で働く人達は報連相を必ずどこかで意識していることでしょう。報告・連絡・相談を怠ってしまうとどのような弊害が起こるのでしょうか。

看護師が報連相をしない場合、例えば患者さんは同じ事をなんども同じ訴えをしなくてはなりません。また薬や治療経過もわからない状態で間違った措置をすることも考えられます。報連相の中でも特に報告と連絡は日常しなくては業務が成り立ちません。技術や経験にばらつきがあればそれを相談する場がなければいつまでたっても新人看護師が育たない職場になってしまいます。看護師の申し送り業務は、まさしく「報連相」そのものです。決められた条件の中でいかにわかりやすく伝えるかは先輩看護師でも頭を悩ませています。

また一般社会の中でも特に看護師が報連相を怠るということは、自分だけではなく周りに迷惑をかける事になるのです。例えば、患者さんの対応でお医者さんの指示を受けて投薬を行い、この報告を怠ったとします。引継ぎを行った看護師は、患者さんが後になってから容体が変化してもその理由がわからなかったり、医療ミスにつながる危険性もあります。

患者さんに自分だけが付きっきりになっているわけではありません。そのため、その患者さんに何が起こったか情報共有が必要です。看護師という仕事は、主観的な考え方では決してなりたたない仕事です。「自分だけがわかっていればいい」という考え方では看護師の仕事は成り立ちません。報連相の目的と重要性を理解し、苦手でも克服していく必要があるのです。